
この記事を書いた人| T指導員(元教習指導員)
自動車学校に10年勤務し、教習だけでなく入校窓口としても合宿生の「入校〜卒業」までをサポート。
これまでに3校の教習所で勤務し、申込み時のリアルな声や教習所ごとの違いを熟知。
そうした経験をもとに、あなたにとって本当にストレスなく使える申込サイトを厳選して紹介しています。
「合宿免許って、結局いくらかかるの?」
これは申し込み前に多くの人が感じる素朴な疑問です。最安だと10万円台で取れるという話もあれば、高いプランは30万円以上になるという情報もあり、何を基準に見ればいいのか迷ってしまいますよね。
特に最近では「とにかく安く」と考える人も多いですが、値段だけで決めてしまうと、食事の質や宿泊施設、サポート体制などで思わぬ不満が出てしまうケースも少なくありません。逆に、値段が高ければ安心かというと、そうとは限らないのもまた事実です。
この記事では、合宿免許にかかる料金の目安や相場感、車種・地域・時期による違いなどをわかりやすくまとめました。通い免許との比較や、バイク・大型免許の料金情報も網羅しているので、「どれくらいお金がかかるのか」といった情報を幅広く解説しています。
また、「春休みの料金が気になる」「食事の内容も踏まえて選びたい」などのニーズに応えた記事も用意しています。気になるテーマがあれば、あわせて読んでみてください。
合宿免許の値段はどれくらい?相場と平均を解説
まずは合宿免許の基本的な値段相場から確認していきましょう。
結論から言うと、AT限定の普通車であれば「17万〜28万円前後」が一般的な価格帯です。MTの場合はこれに1〜2万円程度が上乗せされるケースが多くなります。
教習所が提示する「最安料金」は、ほとんどがオフシーズン(1〜3月以外)かつ相部屋が前提
春休み・夏休みは繁忙期のため、最安から+5万円以上高くなることも
食事の質・宿泊施設のグレード・交通費支給の有無も料金差に影響
合宿免許の相場目安(AT・MT別/税込)
以下は、実際に各教習所で提示されているAT・MT別の平均価格帯の例です。
※通常期(5〜6月、10〜11月頃)を基準としています。
車種 | 相場(通常期) |
---|---|
普通車 AT | 17万円〜24万円 |
普通車 MT | 18万円〜26万円 |

「ATとMTで迷う方も多いですが、就職先からの指示がなければATで問題ないです。万が一MTが必要になればAT限定解除を行えばMT免許に切り替えられるので問題ありません。」
合宿免許の料金相場は、時期や条件で想像以上に幅があることがわかりました。
こうした背景を踏まえると、通い免許と比べて本当にお得なのか?という視点も気になってくるかもしれません。
通い免許と合宿免許の値段を比較すると?
合宿免許を検討している方の中には、「やっぱり通いのほうが安いんじゃないの?」と感じている人もいるかもしれません。実際、地域によっては自宅から通える教習所もあるため、わざわざ合宿にする必要性を感じにくいという声もあります。
しかし、結論から言えば、短期集中で取得できる合宿免許のほうが、トータルコストでは有利になるケースが多いです。
通い免許と合宿免許の比較表(費用・日数・保証)
通い免許と合宿免許のざっくりとした値段や期間のイメージは以下のような感じです。
比較項目 | 通い免許 | 合宿免許 |
---|---|---|
総費用の目安 | 25〜35万円 | 17〜28万円 |
取得にかかる期間 | 約1〜3ヶ月 | 約2〜3週間 |
費用の追加リスク | 延長・再試験で増額 | 保証付きプランが多い |
宿泊・食費の扱い | 基本的に自費 | 料金に含まれている |
交通費 | 自己負担 | 一部〜全額支給プランあり |
- 通い免許は予定が変わると教習の進行も遅れ、長期化で追加費用がかかりやすい
- 合宿免許は教習スケジュールが組まれているため、短期間で取得できるメリットが大きい
- 補習や再検定に対する保証が含まれているプランを選べば、追加出費を避けやすい



「最初は通いで考えてたんですが、仕事の都合で予約が取れなくて全然進まなかったんです…。合宿に切り替えて2週間でスパッと終われたのは本当に助かりました!」
なぜ合宿免許のほうが“安く感じる”のか?
申し込むプランによっては、通いでも合宿でも大きな差がないように見えることもあります。でも、合宿には「込み込み価格」での安心感があります。
例えば、通い免許の場合は検定に落ちるたびに再受験料や補習料が発生します。場合によっては1万円〜2万円の追加出費になることも。これに対して、合宿免許では「技能教習○時限まで保証」「検定○回まで無料」といった内容が組み込まれていることが多く、想定外の出費リスクが少ないのです。
また、合宿は宿泊費・食費込みのパッケージ価格が主流なので、生活コストも含めてトータルで見れば割安になるという特徴があります。



「通い免許は“自分で調整できる自由さ”が魅力ですが、その分、先延ばしになりやすく、結果的に時間もお金もかかってしまう人が多いんです。忙しい人こそ合宿のほうが合っていることも多いですよ。」
合宿免許の値段は時期で変わる?安くなるタイミングは?
合宿免許の値段は「時期によって大きく変動する」ことをご存じでしょうか?
たとえば、同じ教習所・同じ部屋タイプでも、夏休みや春休みなどの繁忙期になると、通常よりも5万円以上高くなるケースも珍しくありません。
逆に、時期を少しずらすだけで、驚くほど安く申し込めることもあります。ここでは、年間を通じた値段の傾向と、ねらい目となる時期について解説していきます。
合宿免許の時期別の値段の傾向(繁忙期と閑散期)
1年間を通しての値段のイメージは以下のような感じです。
時期 | 値段の特徴 |
---|---|
1月上旬〜中旬 | 高校生が登校中のため比較的安く狙い目 |
2月〜3月中旬 | 春休み繁忙期。料金が大きく上がる |
4月〜6月 | 閑散期。キャンペーンが多く最安を狙いやすい |
7月下旬〜8月中旬 | 夏休み繁忙期。料金はピークに近い |
9月 | 一時的な空きが出やすく、再び安くなる |
10月〜11月 | 年間でもっとも安定して安い時期 |
12月下旬〜年末 | 高校生の冬休みと重なり再び高騰 |



「8月に申し込もうとしたら料金が跳ね上がっててびっくりしました。9月に入った途端、同じ教習所で5万円くらい安くなってたんですよね…。時期って本当に大事だと思いました。」
安く取りたいなら“避けるべき時期”と“狙い目の時期”を知っておく
繁忙期に申し込んでしまうと、希望の教習所が埋まっていたり、宿泊施設が相部屋しか選べなかったりと、選択肢が大きく制限されることがあります。さらに、教習スケジュールが詰まり気味になって補習や再検定が入りやすく、結果的に延泊になってしまうことも。
逆に、オフシーズンは予約にも余裕があり、プランの選択肢も広がります。料金面だけでなく、快適さや自由度も高くなるため、「時期をずらす」だけで満足度が大きく変わることを実感している人も多いです。
教習所のシーズンごとのポイント
- 料金を抑えたいなら、4月〜6月/10月〜11月がおすすめ
- 春休み(2〜3月)・夏休み(7〜8月)は料金が最大級に上がる
- 繁忙期は施設の混雑やスケジュールのズレも起こりやすい
また、「春休み・夏休み」など、時期別に料金と注意点をまとめた記事もあります。時期が決まっている人は、以下の記事も読んでみてください。


合宿免許の値段は車種によってどう違う?
合宿免許と一口にいっても、「普通車」以外の免許を取得する人も少なくありません。
特に、バイク免許や大型免許を検討している方にとっては、車種ごとの料金差が非常に気になるポイントだと思います。
ここでは、代表的な3つの免許(普通車・バイク・大型)における合宿費用の違いや特徴をまとめていきます。
普通車(AT・MT)の料金目安と特徴
合宿免許の中で最も一般的なのが、普通車(AT/MT)の取得です。
種別 | 相場(通常期) | 備考 |
---|---|---|
普通車 AT | 17万〜24万円 | 最短13〜15日で卒業可能 |
普通車 MT | 18万〜26万円 | 就職先でMTの指示がある人向け |



近年は法改正もありMTで免許を取得する人もかなり減りました。ほとんどの教習をATで行なってからMTの審査を受けるだけなので、ATで免許取得後に必要であればAT限定解除をすれば十分です。
バイク免許の合宿料金と注意点
普通二輪(中型バイク)の免許は、合宿でも人気が高いジャンルです。
特に春〜秋にかけてのバイクシーズンには申し込みが増えやすいため、早めの予約が推奨されます。
種別 | 相場(通常期) | 卒業までの日数 | 備考 |
---|---|---|---|
普通二輪(AT/MT) | 約10万〜13万円 | 約7〜9日 | 教習は屋外中心。雨天対策をしておくと安心 |
バイク合宿は短期で終わる分、設備やサポート内容も教習所ごとに差があります。
施設面・宿泊スタイルにこだわる方は、事前に確認しておきましょう。
➡ [合宿でバイク免許を取るには?(記事作成中)]
大型免許の合宿料金と特徴
大型免許は、教習所によっては「限定開催」や「日程固定」となっていることがあり、そもそも受け入れ枠が少ないという特徴があります。
種別 | 相場(通常期) | 卒業までの日数 | 備考 |
---|---|---|---|
大型免許 | 約20万〜30万円 | 約10〜14日 | 中型免許保持者であれば短縮可能 |
➡ [大型免許の合宿で失敗しない選び方(記事作成中)]
他車種の免許のあれこれ
- バイク・大型免許の合宿は「扱っている教習所」が少ないため早めのリサーチが必須
- 合宿費用は車種が上がるほど高くなるが、その分資格としての価値も高い
- 普通車とセットで受ける「同時取得プラン」がある教習所も
地域によって合宿免許の値段はどのくらい違う?
合宿免許の料金は、教習所がある地域によっても大きく異なります。
たとえば、都市部に近いエリアや観光地の教習所はやや割高な傾向があり、反対に地方やアクセスがやや不便な場所ではリーズナブルな料金設定が多く見られます。
ここでは、エリアごとの価格傾向や選ぶ際のポイントをまとめてご紹介します。
安くなりやすいエリアの特徴とは?
料金が安いエリアにはいくつかの共通点があります。
具体的には、以下のような条件が揃っている地域では、17万円台〜20万円台前半で申し込めるプランが豊富です。
地域 | 料金の傾向 | 特徴 |
---|---|---|
九州 | 比較的安い | 地方色が強く、施設が広く快適な教習所が多い |
東北 | かなり安い | キャンペーンが豊富でオフシーズンに強い |
中国・四国 | 安め | バランス型。交通費支給などのサポートが手厚い |



「九州の合宿にしたら、料金が安いのに宿舎がめちゃくちゃ綺麗で、食事も3食付き。『これでこの値段?』って驚きました。」
都市部に近いエリアや観光地は高めになる傾向も
反対に、首都圏・関西圏に近い教習所や、観光地として人気のあるエリアでは、基本料金がやや高く設定されていることが多いです。
地域 | 値段の傾向 | 特徴 |
---|---|---|
関東(千葉・神奈川など) | やや高め | アクセスは良いが価格重視の人には不向き |
関西(大阪・兵庫など) | 中〜高め | 市街地に近いほど値段が上がりやすい |
愛媛・香川など観光地 | 時期により高騰 | 宿泊施設が豪華で旅行気分を味わえる |
地域ごとの値段のポイント
- 地方の教習所ほど値段が安く、キャンペーンも多め
- 都市部近郊は利便性が高いが、価格に反映されやすい
- 観光地にある教習所は「施設の質」と「立地代」が加算されやすい



「値段だけを見て判断するのはもったいないです。設備の新しさや教官の質、食事の満足度なんかも、地域ごとに特徴があるので、広い視野で比較するのがコツですね。」
合宿免許の値段に関するよくある質問
合宿免許の値段に関しては、「安すぎて逆に不安」「あとから追加費用が発生しないか心配」など、実際に申し込む前に気になる点がいくつもあります。
ここでは、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすく整理しておきます。
Q. 安すぎるプランって本当に大丈夫?
A. 条件さえ理解していれば、安くても問題ありません。
たとえば、「相部屋・オフシーズン・AT限定・地方エリア」といった条件が揃えば、17万円台〜のプランも実在します。
ただし、設備が古かったり、立地が不便だったりすることもあるため、“値段が安い理由”を把握したうえで選ぶことが大切です。



「安いからといって設備がボロボロなのかと心配でしたが、実際は普通に快適でした。条件をちゃんと読んで選べば、むしろお得だと感じます。」
Q. 合宿免許ってキャンセルしたら料金は戻るの?
A. 教習所や申し込み先(サイト)によってキャンセル規定は異なります。
多くの場合、出発前の一定期間内(例:7日前)まではキャンセル無料というところが多いですが、直前や当日キャンセルになるとキャンセル料(1〜3万円)が発生するケースも。
さらに、キャンセル料の中には「交通費の実費分」なども含まれることがあるので、申し込む前にキャンセルポリシーを確認しておくと安心です。
Q. 食事付きって言っても実際どうなの?質は大丈夫?
A. 基本的に「ビジネスホテル並み」〜「学生寮レベル」が多く、教習所によって大きな差があります。
3食付きプランが一般的ですが、内容は教習所により異なります。
口コミで「毎日同じメニュー」「冷めている」などの声がある一方で、「手作りの温かい食事」「地元の名物料理が出る」といった高評価も。
気になる方は、SNSやレビューで食事の写真を確認するとイメージしやすいです。
Q. 相部屋ってどれくらいプライバシーが確保されるの?
A. 相部屋といっても、「カーテン付き2人部屋」や「男女別フロア」など配慮されている場合が多いです。
ただし、「完全個室に慣れている方」や「夜に音が気になる方」は要注意。
最安プランの多くが相部屋設定なので、快適さを優先したい人は追加料金でシングルやホテルプランも検討するのがおすすめです。
Q. 教習が延びたら追加料金がかかるって聞いたけど…?
A. 多くの合宿プランには「保証」が付いているので、心配しすぎる必要はありません。
たとえば、「技能教習○時限まで無料」「検定○回まで無料」といった保証があるので、よほど大幅に教習が延びたり、無断キャンセルをしない限りは、追加料金は発生しにくいです。



「保証内容をちゃんとチェックして選べば、“安いけど安心できるプラン”を選ぶのは十分可能です。特に初めての方は、延長保証が厚いプランを選んでおくと後悔しませんよ。」
合宿免許の値段を“本当に納得できる形”で選ぶには?
ここまで読んできて、「合宿免許の値段っていろんな条件で変わるんだな」と感じた方も多いと思います。
時期・車種・地域・設備・相部屋・保証内容……選ぶ要素が多すぎて、正直、「もう比較するのが疲れた…」という声もよく聞きます。
そんなときにおすすめなのが、プロに希望条件を伝えて“最適プランを提案してもらう”という方法です。
自分で比較するには限界がある
たとえば「最安のATプラン」を探しているつもりでも、以下のような落とし穴に気づけないまま申し込んでしまう人が多くいます:
- 最安だけど「駅から遠い」「食事が質素」「周辺にコンビニなし」
- 安くても「保証が一切ついていない」「延長時に高額」
- 申込サイトに載ってないキャンペーンを見逃していた
これらの失敗は、「条件で並び替えるだけ」では防げません。
むしろ、希望を伝えてプロに聞いた方が、早く、確実に、自分に合ったプランにたどり着けます。
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「一人で探していたときは条件の違いがわからず混乱していたんですが、希望を伝えたらピッタリの教習所を提案してもらえて安心でした!」



「合宿免許って、選び方を間違えると2週間まるごとストレスになります。逆に、ちゃんと条件に合ったプランなら、旅行気分で楽しみながら免許が取れますよ。」
合宿免許の値段で後悔しないために押さえておきたいことのまとめ
今回の記事では、合宿免許の値段について、
- 普通車ATの合宿なら、条件次第で17万円台〜申込みが可能
- 通い免許より合宿の方が費用・期間・保証面で有利になることが多い
- 時期によって5万円以上の差が出るため、ねらい目のタイミングが重要
- バイク・大型など車種によって費用も卒業日数も大きく変わる
- 地域による価格差や施設の質の違いを把握しておくことが満足度につながる
・・などといったことを解説してきました。
値段だけを見て選ぶと、思わぬ不便さや追加費用で後悔するケースもあります。
あなたにとっての「安くて納得できる合宿免許」を見つけるには、希望条件を整理して比較・相談することがカギになります。



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